当院の新型コロナウィルス感染症対策

新型コロナウィルス感染症が国内で広がり始めて約２年（令和４年１月８日現在）が経過します。当初はこれほど長期化するとは想像もしていませんでした。

感染しても無症状で終わる方もいる一方で重症化してしまう方も多く、見えない相手にどう立ち向かうか？ということが明らかになりつつあります。

その対策として「内閣官房新型コロナウィルス感染症対策推進室」では

1. 密集・密接・密室を避ける
2. 安全な距離を保つ
3. こまめに手を洗う
4. 室内換気と咳エチケット
5. 接触確認アプリをインストール

を実践してスマートライフ（感染を防ぎ、新たな日常を生きるために）を、と提言しています。

一方で、私たち指圧・鍼灸師も医療従事者の一員として感染拡大防止に向けた取り組みを実施しています。行政からの指導にもとずく感染対策をはじめ、私たちが行う施術そのものが感染対策の一要素と考えています。

私たちの施術には、単純に「疲れ」や「痛み」をとりのぞくというだけでなく、気力・体力を強めることが副産物としてあります。

例えば「ヘルペス」。空気中に存在する「ムンプスウィルス」というウィルスが体内に侵入します。さまざまな理由で体力が低下しているとウィルスが暴走して痛みなどの症状を出します。

しかし、体力が充実していると私たちの体の中にある免疫細胞がウィルスを撃退し、無症状のうちにウィルスが排泄されます。

こうした点からもウィルスの型や構造による感染経路や症状発症の違いはあれ、「体力を強くする」ことは感染予防のなかでも一番大切な要素になります。

その意味でも私たちが行う「はり灸治療・指圧治療」は、定期的に受けることによって免疫の働きを高めることに有益となります。

皆さんの健康を預かる立場として感染拡大を防ぐ責任を強く持ち、皆さんに安心・安全を提供するため、当院では次のような対策を実施しています。

落ち着いていたコロナ陽性反応者数が令和４年のお正月明けから拡大傾向にあります。WHOによれば「新たなオミクロン株は重症化するリスクは低い」（令和４年１月８日現在）とされます。

しかし、世界的な拡大傾向が続くなかで新たな株への変異も想像され、その力がどれほどのものか未知数です。

ただ先ほどご説明した通り、私たち自身の体力を強化することは新型コロナウィルスの感染を防ぐ必須条件となります。

今後３回目のワクチン接種も本格化し、飲み薬も供給される見通しです。ただ、以前のような状況に戻るのは難しいかもしれません。

そうした先行き不透明な時期だからこそ、私たちも感染対策などの衛生面を含めて万全の体制をしいております。毎日の生活を少しでも安心して送っていただけるよう、皆さんの生活の質の向上に貢献して参ります。

ぜひ私たちと第６波を乗り越えましょう！