首こり肩こり

【主な悩み】頭痛、首のこり、腰痛

【治療を受けた印象・感想】長年肩こりや首のこり、腰痛がひどく、色々なところで指圧を受けてきましたが、こちらの先生の技術は素晴らしく、週１回定期的に通わせて頂いています。頭痛の頻度がかなり減り、腰痛も改善しました。いつもこりの原因となるところをしっかりほぐしていただけるので、私にとってこちらへの通院は欠かせません。

※個人の印象感想です。すべての方にあてはまることを保証するものではありません。

【主な悩み】首のこり、背中の痛み

【治療を受けた印象・感想】カジュアル様には長くお世話になっております。きっかけは首のひどいコリでうがいもつらい症状でした。首は神経が集まる大事な場所ですが、やさしくていねいに時間をかけて施術していただきました。以後、身体の不調がでるとお世話になっております。自覚していないところが悪かったり、病院では教えてもらえなかった生活上の注意点もご指導いただき感謝しております。

※個人の印象感想です。すべての方にあてはまることを保証するものではありません。

近年、スマートフォンの普及やＰＣでの仕事が当たり前となるにつれ、肩こりと並んで首こりに悩む方が増えています。

初期のうちは寝れば翌日には回復していたのが、だんだん慢性化して「こり」の状態が悪化。

「いつも首回りがしめつけられる感覚がある」「仕事に集中できない」「育児中に子供に笑顔で接することができない」など日常生活に支障がでることもあります。

そもそも筋肉に起こる「こり」とは？同じ姿勢が長時間続いたり、反復的な動作の繰り返しによって筋肉が緊張します。それが元の緩んだ状態に戻れなくなったものを言います。

もう少し詳しくいうと、筋肉の特性は「収縮と弛緩」。「ちじむ」ことで力を発揮し、「ゆるむ」ことで元のニュートラルな状態に戻ります。「筋肉が緊張する」とは、いわば「ちじみっぱなし」が続いていると言えます。

このことからも「首こり」は、前かがみなどの同じ姿勢や動作が続くことが一番の原因とされます。また、単純に首肩まわりの筋肉だけでなく、抗重力筋といわれる姿勢保持筋の筋力低下や疲労も深く関与しています。

ただ、私はこのほかに自律神経の乱れがかなり影響をおよぼしていると考えています。現代はストレス社会、ましてやコロナ禍にあってはなおさらです。ストレスは交感神経の働きを優位にして体を興奮状態にします。

これによって血管は細まって血流が悪化し、ただでさえ緊張している首肩まわりの筋肉に十分な血液がめぐらなくなります。そして、本来血管に取り込まれて汗やおしっことして排泄される乳酸等の疲労物質が組織中に蓄積されます。そのため、筋肉が収縮した後の弛緩を起こせず、緊張しっぱなしになるのです。

一般的には「首こり肩こり」の解消法としてストレッチやマッサージ・運動療法、またビタミン剤の服用やひどい症状の場合は筋弛緩剤の服用などがあります。しかし一時的に良くなってもまた症状再発の繰り返し…。

このような状況が多い中で当院での対処法を次にご紹介します。

カジュアル指圧鍼灸院には色々なタイプの首こり肩こりでお悩みの方がご来院になります。中でも慢性化した方が多く、生活に支障をきたすような症状のご相談をよく受けます。当院でそうした方の悩みを解決するには理由があります。

１．業歴２６年（顧問は５７年）の臨床経験を通じて探究を積み重ねた「症状改善のための診断ポイント」を確立しています

私たちの体に異変が生じてさまざまな不快な症状を自覚する背景には、長年の経験から自律神経の乱れがあると私は考えています。人によっては同じ姿勢・動作を繰り返しても症状が出る方・でない方とあります。また、同じ方でも時によって症状が出るとき、出ないときもあります。

その原因として、まずは骨格・姿勢・動作の癖などの形態異常があります。そして異常に対して体が是正を行う基礎代謝の働きの活性度合も影響します。基礎代謝は自律神経の制御を受けています。自律神経の乱れがあれば、代謝活動に大きな影響が与えられます。

そのため、自律神経が正常に機能していれば代謝もおおむね活発に活動し、疲労を取りやすくします。しかし、自律神経が乱れていると代謝活動は正常な機能をそこなうため、疲労が残りやすい状態に。

こうした内容を踏まえて当院では「症状改善のための診断ポイント」を確立し、施術前あるいは施術中に

• 交感神経節由来の筋肉の緊張状態を確認して自律神経機能の状態を把握
• 副交感神経の活動を優位にするための刺激量（押す強さとその時間配分）の把握

を見極めて治療方針を立てます。

２．四半世紀、半世紀以上の治療実績にもとずいた体質ごとの治療方法であなただけの最善のオーダーメイド治療を行います

診断ポイントによって得られた情報をもとに、首こり肩こりのあたな専用のオーダーメイド治療を行います。通り一辺倒の施術では慢性化した症状はとりのぞくことが出来ません。

指圧の施術は一見、ただ押しているだけと思われがちですが、実は「押す」という操作の中に凝縮された要素が入っています。それが「押し方三法」「離し方三法」と「持続圧」。

押す方法に三種類のやり方、離す方法にも三種類、そして押して離しての中間に指を静止させる持続という要素の組み合わせで症状に対応してゆきます。

それはお医者さんが風邪の時に感冒薬と抗生物質などを処方するのと一緒で、「押し方三法ー持続圧ー離し方三法」が私たちにとっての処方箋となるのです。

この押圧操作は長年の経験なしにはできるものではありません。指圧治療を専門とする私たちだからできる技です。そしてその技によってどの部分にアプローチするか？も大切な問題です。

姿勢や動作のくせは人によって異なります。そのため疲労のたまる場所もまちまち。ですが、骨格や筋肉の走行等の構造を熟知し、長年の臨床経験で培ったノウハウを持つ私たちだから、対象部位を的確にとらえることができます。

そうした技と原発部位を見抜く術で自律神経の働きを調整し、あなたに余計な負担をかけずに首こり肩こりを改善することができます。

３．東洋医学的な立場からの治療も並行するので、体への負担を少なくして効果が持続します

そして、私たちの強みのもう一つが東洋医学にもとずく治療（はり灸・指圧）です。黄帝内経素問の陰陽応象大論篇第五に「病を治すには必ず本に求む」とあります。

対症療法的に気になるところだけを施術しても効果はでません。まずは、本質的要素を治療しないと症状の改善と効果の持続はもたらせない、ということを言ったものです。

私たちが行う東洋医学的治療ははり灸・指圧ともに経絡治療という手段です。脈拍やお腹の状態を確認して、あなたの体に生じている事象を把握し、本来あるべき状態に戻すために全身治療を行います。

これが根本治療となります。まずは本質を改善することで、異常をきたしている場所を回復させやすい体内環境に整えることが大切です。原因治療を行った上で対症治療をするので、より効果が上がって持続するのです。

以上の３つの要素を基にあなたの首こり肩こりに向き合います。その中でより詳しく体の状態を把握しながら治療を進めます。そして次回の来院時に体の変化の程度を確認し、それに応じた治療方針で行う流れとなります。

「肩こり」という言葉は以前から聞きなれたものでしたが、近年スマートフォンやＰＣ仕事が普及するにつれ「首こり」という訴えが多くなりました。

首こり肩こりの一般的な解決法としてストレッチや運動療法・ビタミン剤等の服用・マッサージなどが行われてきました。どれも一時的に楽になるものの、翌日にはまた痛みなどが再発。

そのたびにまた新たな解消法を探して行ってみるけど、根本的な問題はずっと変わらないまま…。そんな声をたくさんの患者さんから耳にします。

首や肩まわりの筋肉の緊張は頸動脈などに負担をかけるため、高血圧や脳・心臓の血管障害のリスクを高めると言われています。慢性化している方こそ注意を要する兆候ともなりえます。

そのようなこともあり、当院では首こり肩こりを重要な症状と位置付けて常に良好な状態を保つことを推奨しています。良好な状態を維持するには、あなたの抱える根本的な問題を解決することが何より大切となります。

原因をとりのぞいて首こり肩こりの悩みから解放され、取り組みたいことに元気に向き合える毎日をご提供するのが私たちの使命です。

残念ながらすべての首こり肩こりを完治させることはできません。また１回だけで完治させるということもできません。ただ、最後まで誠心誠意あなたの首こり肩こりの改善のための努力と熱意は全力を投じ続けます。あなたのお悩みを一緒に解決しましょう！